Airbnbホストで能登をめぐるミートアップ
2026年9月14日(月)金沢 → 志賀 → 富来 → 奥能登 → のと里山空港
9月14日の記録

能登で見たこと、
聞いたこと。

車内と現地で録った録音を文字に起こし、行程順に「その場で話したこと」をまとめました。写真はLINEのアルバムから。聞き取れなかった所は書いていません。

参加 9名録音 12本・128分写真 175枚・動画 10本
旗を掲げて盛り上がる集合写真

参加した9人

呼び名は当日の呼び方にそろえています。記事の中で名前が「参加者」のままの発言は、下の「話者を直す」から直せます。

けーた主催・運転

北陸のAirbnbコミュニティリーダー。今日のルートを組み、車を出した。宿泊ホストと体験ホストを呼び分けている

としゆき民宿 地蔵前(志賀町 福浦港)

本業は瓦屋で建築士、ドローンパイロット。夏はサザエの素潜り。8畳4室・6畳6室、2食付き6,500円。今日の復旧の話はほぼこの人の解説

佐藤正樹TOGISO(志賀町 赤崎)・Zoom参加

東京のIT企業に勤めながら築90年の古民家を再生。地震の6日後に現地へ入り、支援団体の拠点にした。X は「ぴんぽいんと」

美穂TOGISO見学の橋渡し役

佐藤さんとしゆきさんの両方と知り合いで、今日の見学をつないだ人。みんらじには以前ゲストとして2回出演し、震災後の金沢と能登を紹介してくれた

てつろー(小島哲郎)東京の宿泊ホスト

みんらじの相方。今日の収録の進行役

岸本葉子白山市で一棟貸し

別の仕事で能登に来る機会が多く、民泊の視点で能登を見たいと参加

YukiSeto運転手

小松・加賀方面から。当日朝の人身事故でIRいしかわが止まり、合流が心配された

akira murase参加者

9月13日にグループに加わった人

ユウキ(Yuuki Ichihara)秋葉原の体験ホスト・記録

この日の唯一の体験ホスト。Zoomの部屋を出し、録音と記録を担当

この日の道のり

金沢駅志賀町 大島民宿 地蔵前(福浦港)TOGISO(赤崎)白米千枚田見附島(珠洲)のと里山空港

地図: OpenStreetMap contributors。経路は録音した地点と行程からの再現で、GPSの軌跡ではありません。

朝 金沢〜志賀

金沢駅構内でお土産を手に立つ男性
金沢駅構内でお土産を手に立つ男性
志賀町 大島の車内1分の録音

車窓から見る能登の黒瓦と松本城のかっこよさ

志賀町大島を走る車内での1分ほどの短い録音。窓の外の家の屋根がどれも黒い瓦であることに参加者が気づき地元と外から来た人で受け止め方が違うという話になった。松本城のようないかめしさという感想で終わっている。

  • 走行中に見える家の瓦がどれも黒いことに参加者が気づいた
  • 地元では黒が普通だが外から来た人には普通ではない
  • 他の地域では青や赤や茶色などいろいろな色の瓦がある
  • 黒い瓦の街並みにゾクゾクするという反応もある
  • 全体が黒い松本城のようないかめしさとかっこよさという感想が出た
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ローソン志賀福野店(志賀町)4分の録音

合併で消えた富来町と珠洲まで行かない今日の行程

志賀町のコンビニでの4分ほどの休憩中の録音。参加者の一人が羽咋郡富来町の出身で今は志賀町に吸収合併されているという自己紹介から市町村合併の話になった。後半は今日どこまで北へ行くかという行程の確認と珠洲の知名度や復旧の現状の話が中心。

  • 参加者の一人は羽咋郡富来町の出身で今は志賀町に合併されている
  • この辺りは市町村の吸収合併が多く旧町名が分かりにくい
  • 志賀町はまだ能登の根元で入り口にすぎない
  • ここから輪島へ行くが時間の都合で珠洲までは行かない
  • 県外の人は輪島が能登の端だと思い込みがちで珠洲の知名度は低い
  • 教科書で千枚田や輪島朝市を習うため輪島の印象が強い
  • 珠洲は街中は結構きれいになっているがそれ以外の場所が残っている
  • 人口や件数が少ない地区は直さない判断がされ崩れたままが多い
  • この辺りには平家が逃げて潜んだという伝承の地名が多い
  • 雨はまだ本降りになっていない
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午前 志賀・富来

車前で笑う5人のグループ写真
車前で笑う5人のグループ写真
砂浜で車と記念撮影する一同
砂浜で車と記念撮影する一同
波打ち際で手を振る一同
波打ち際で手を振る一同
砂浜で旗を持ち笑う3人
砂浜で旗を持ち笑う3人
砂浜で寄り添う2人の記念写真
砂浜で寄り添う2人の記念写真
車前でピースする5人の自撮り
車前でピースする5人の自撮り
記事「赤崎を、向こう40年かけて育てる。」TOGISO 佐藤正樹さんのZoom 17分を記事に整えました。地震の日のこと、報道と支援の差、3つのお願い、人材募集。
民宿 地蔵前から赤崎へ向かう車内23分の録音

瓦屋としゆきが語る復旧費用の高騰と重い屋根

志賀町で瓦屋と建築士を営むとしゆきが車内で被災地を案内しながら、震災後の修理費と人手の実情を語った。ブルーシートが残る理由、補助金と工事費の乖離、間垣の集落や赤崎地区の被害状況が中心。東京から来たホスト(ユウキ・てつろー)が質問する形で進んだ。

  • 棟だけの修理は当時1件2〜3万円だったが今は5万円では収まらない
  • 屋根を全面でやると数十万〜100万円規模になり手が出ない家が多い
  • 地震保険に入っておらず火災保険だけの家が大半で補助は半壊34万・大規模半壊70万程度
  • 20年近く前は補助金等で約600万円が集まり560万円の新築が建ったが今は同規模で1700万円
  • 職人不足で日当1万円が組合規定3万円・実際には5万円と言われる例もある
  • 地蔵前は1泊4000円台のままだが周辺は1万〜1万5千円に跳ね上がった
  • 県外業者の多重下請けで中間マージンが積み上がり工事費が倍以上になっている
  • 雨漏り修理で2人が半日働いて70万円強を請求された事例がある
  • 間垣の集落は常時強風で置くだけの瓦が一冬二冬で剥がれ雨漏りが進む
  • 地震で壊れるのは家が古いからではなく頭(屋根)が重いかどうかという実例が佐藤さんの蔵で出た

話している人 としゆき・ユウキ・てつろー

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TOGISO 赤崎(志賀町)10分の録音

私財を投じて再生したTOGISOの館内見学

Zoomでつないだ佐藤正樹(TOGISOオーナー)への取材の締めくくりと、その直後の建物見学の様子。地域おこしの仲間を募集しているという話を受けて、問い合わせ先としてX「ぴんぽいんと」のURLを番組ホームページに掲載してよいか確認し、本人の了承を得た。見学中は参加者が輪島塗のランプや古材と新しい設えの組み合わせに驚き、東京在住のまま私財を投入し続ける佐藤の熱量について語り合った。

  • 佐藤正樹は能登を一緒に盛り上げる地域おこしの人を募集中と話した
  • 問い合わせ先としてX「ぴんぽいんと」のURLを番組HPに掲載する了承を得た
  • 館内には被災した輪島塗を買い取って販売する棚があり7万5千円のランプもあった
  • 佐藤は東京在住で住民票が無いため修繕に補助が一切出ないまま私財を投入している
  • 地震で壊れた家屋から掘り起こした漆器も扱い一部は職人への寄付にまわしている
  • 改修完了の直後に地震が起きたが本人は極めてポジティブだったと参加者が話した
  • 能登の宿の多くはいま復旧作業員向けで観光客を受け入れる余裕がない宿も残る
  • 「今行けるのと」で検索すると行政の営業再開マップが出るので番組HPに貼ることにした
  • 見学の案内役は大竹さんで参加者は他の物件も見て回っていた

話している人 佐藤正樹・ユウキ

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腰巻地蔵2分の録音

瓦屋で建築士のとしゆきが語る耐震と輸入住宅

腰巻地蔵での3分ほどの録音。瓦屋で建築士のとしゆきが自宅を輸入住宅にした理由と耐震の考え方を語った。後半は外壁の板張りや軒裏の防火規定など建築基準法の実務の話になった。

  • ツーバイフォーは耐震対策として強いという説明
  • 家を建てる人は次の世代への影響を頭に置くべきというのがとしゆきの考え
  • 自宅は16年前に新築した輸入住宅
  • 瓦屋なのに自宅の屋根に瓦を乗せていないのは重いと知っているから
  • 耐震だけでなく防火も設計の判断に大きく関わっている
  • 外壁に板を張る昔ながらの家は今の基準では違法建築にあたる
  • 軒裏はケイカル板などで火を屋根に移らせない規定がある
  • 20年以上前は今ほど基準がうるさくなかったという実感
  • 屋根に民宿と書いたことで特殊建築物の扱いになり申請をやり直した経験
  • 父の後を継ぐ形で戻ってきて建築の仕事に入った

話している人 としゆき

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志賀町 上野の車内1分の録音

原発のそばで聞く津波2メートルと海の隆起

志賀町上野を走る車内での1分半ほどの録音。志賀原発が今は動いていないという確認から、今回の震災の津波と地形の変化の話になった。津波と同時に海側が隆起したため被害が抑えられたという説明が中心。

  • 志賀原発は今は動いていないという認識で一致した
  • 反対側で地震が起きていたら津波が来ていたかもしれないという話
  • 今回の震災で2メートルほどの津波が起きた
  • 同時に海が1メートルほど隆起したため差し引き1メートルの津波で済んだ
  • 隆起した場所もあれば沈下した場所もある
  • 港の底が上がって船が出られなくなった場所がある
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志賀町 百浦の車内5分の録音

志賀原発の前を通り民宿地蔵前に到着するまでの車内

志賀町百浦を走る6分ほどの車内録音。地域ごとに被害の大きさがまるで違うという話から始まり車窓の右側に見えた志賀原発をめぐって止まっているのに車が何百台もあるのはなぜかという話題になった。後半はAirbnbに登録して初めて先輩オーナーに聞けるという運営の話で最後は民宿 地蔵前に到着している。

  • 同じ能登でも地域ごとに被害の大きさがまるで違う
  • 参加者の妻の親友が津幡町に中古住宅を買い隣が有名人の実家だった
  • マスコミが押し寄せたが空港まで20キロ以上あり迎えは断られた
  • 車窓の右側に志賀原発が見えた
  • 原発は動いていないのに駐車場に車が何百台もある
  • 24時間の監視が必要でそのための人員がいるという説明
  • 防潮壁が低く見え10メートルの津波が来たら不安だという声
  • 周囲は断崖で10メートルの高さがあるという話も出た
  • 千里浜と違いこちらの海は岩場で屋根だけでなく岩も黒い
  • Airbnbは登録して初めて同じ地域の先輩オーナーに管理のやり方を聞ける
  • 物件がないとそもそも登録できず新規ホスト向けセミナーもある
  • 民宿 地蔵前に到着しAirbnbと大きく書かれているのを見つけて違反ではないかと話題になった
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民宿 地蔵前(ファイル名は中町かわら店)5分の録音

職人の宿から始まった民宿と震度7に耐えた建物の見学

としゆきの宿に到着して館内を案内してもらった5分ほどの録音。もともとは建設工事の職人向けの宿として建てられ工事が終わって民宿になりその後Airbnbを始めたという成り立ちが語られた。各部屋のグリーンバックやホワイトボードの壁紙といった長期滞在向けの工夫と自分で設計し耐震を入れたおかげで震度7でも建て直す箇所が無かったという話が中心。

  • 建設工事の職人が大勢泊まる宿として建てられたのが始まり
  • 工事が終わって客が減り民宿を経てAirbnbを始めた
  • 前の道は行き止まりでゲートが張られ車はめったに通らない
  • 長期滞在を狙いインターネットのケーブルをしっかり通してある
  • プログラマーの滞在が多く各部屋にZoom用のグリーンバックの壁を設置
  • 打ち合わせ用のホワイトボード壁紙を助成金を使って付けた
  • 泊まった人が壁に書いたメッセージはなるべく消さずに残している
  • 1人2部屋で考えれば8人まで泊まれる
  • 2階は元の作業者用シングルルーム6室で1室を潰してキッチンにした
  • カナダの建築チームが自炊用にコンパネで作った台所をそのまま滞在者用に開放
  • 設計は自分で行い元の大工は耐震を考えていなかったため耐震の資料を付けて補強した
  • 震度7だったが地震以降も建て直すところは出ていない
  • 次のTOGISOへ向かうため見学は3分ほどで切り上げた

話している人 としゆき

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昼 富来〜奥能登

定食を前に旗を持ち笑う一行
定食を前に旗を持ち笑う一行
昼食テーブルを囲む一行の写真
昼食テーブルを囲む一行の写真
昼食中の一行の別カット
昼食中の一行の別カット
座敷で昼食、フラッグも一緒
座敷で昼食、フラッグも一緒
定食のトレーを上から撮影
定食のトレーを上から撮影
千枚田を背にしたポケモン加工の集合写真
千枚田を背にしたポケモン加工の集合写真
赤崎から門前へ向かう車内(琴ヶ浜・黒島地区)19分の録音

隆起した海岸線をたどり黒島地区へ向かう車内

TOGISOを出て昼食の門前へ向かう車中の記録。前半は美穂が佐藤正樹との出会い(不動産の会・原宿のワークショップ)と人物像を語り、後半は地元のとしゆきが海岸沿いを案内しながら隆起と被災の跡を説明した。元日の地震当日の状況や道路の寸断、黒島地区の避難所の話も出た。

  • 美穂は不動産の会で佐藤と知り合い行きたいと言いながら数年会えずにいた
  • 佐藤は46歳前後で本業はIT関連でクラウドファンディングも実施している
  • 建築士ではないのにあのリノベができるのかと参加者が驚き依頼したいと話した
  • 元日16時の地震で門前は地獄絵図となり家屋の下敷きになった人もいた
  • 道路は半分しかタイヤが乗らない区間もあり山側は土砂崩れで埋まっていた
  • 熊本の地震では支援がシステマチックになり赤ちゃんのミルクが早く届いた
  • 門前町のトトロ岩は地震で片耳が折れ軍艦島も薄く低くなった
  • 琴ヶ浜は鳴き砂の浜だが崖崩れで公衆便所がいまも使えない
  • 隆起は場所により1メートルから4メートルで海底だった白い層が露出した
  • 砂浜が岩場になり救護やトイレの条件を満たせず海水浴場ではなくなった
  • 黒島地区は20年前の地震の後に伝統的建造物群保存地区となったが甚大な被害を受けた
  • 本来250人から300人の黒島に正月で600人以上いて避難所がパンクし寺と2か所に分けた

話している人 美穂・としゆき

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輪島へ向かう車内(場所不明・内容からの推定)10分の録音

復興ではなく再興を問う能登の住まいと担い手不足

10分ほどの車内録音で地元側の参加者が能登の復興が進まない構造を説明している。新しいことを始める人を誘致しても賃貸も仮設も使えず住むところが無いという話が中心で石川県が整備したコンテナハウスや集落の集約の是非まで話が及んだ。後半は車窓のブルーシートと瓦屋の人手不足や滑落した道路の話になっている。

  • 東日本大震災や熊本地震の被災地は都市部でアクセスがよく復興が速かった
  • 能登はアクセスが悪く震災前から復興が進まない課題があった
  • 起業したい人を誘致しても住むところがないので仕事が生まれない
  • 賃貸はそもそも無く仮設住宅は被災者しか使えない
  • 石川県がコンテナハウス20棟を整備し1人1棟で新しくやる人に貸している
  • 入居者で石川県の人は2人ほどで残りは県外からと金沢大学の学生
  • 元に戻す復興ではなく違う形の再興が必要ではないかという問題提起
  • 5人や1世帯の集落にインフラを元通り復旧するのかという議論
  • 集約を勧める議員は選挙で選ばれなくなるので進まない
  • 訪問介護も家が点在していると回りきれない
  • ブルーシートが残るのは保険に入っていないためと瓦屋の人手不足のため
  • 東京では瓦屋の仕事が減り続けている
  • 道路が滑落し片側交互通行で5分待つ信号がある

話している人 としゆき

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午後 奥能登〜空港

飛行機に乗るピカチュウの巨大オブジェ
飛行機に乗るピカチュウの巨大オブジェ
ピカチュウの飛行機オブジェ全景
ピカチュウの飛行機オブジェ全景
ピカチュウ飛行機オブジェの接写
ピカチュウ飛行機オブジェの接写
空港ベンチでポーズを取る7人
空港ベンチでポーズを取る7人
ピカチュウ壁画前の集合写真
ピカチュウ壁画前の集合写真
同じ壁画前での集合写真別カット
同じ壁画前での集合写真別カット
のと里山空港(ポケモン・ウィズ・ユー空港)前42分の録音

のと里山空港前で聞く震災当日と能登の現在地

空港前で収録した番組パートの記録。けーたがミートアップの趣旨と今日のルートを説明し、民宿地蔵前のとしゆきが2024年元日の発災時にフランス人ゲストと外で震度7を受けた体験から復旧と復興の違いまでを語った。後半は瀬戸と参加ホスト3名が自己紹介と1日の感想を述べ、けーたの呼びかけで締めた。

  • けーたは発災から2年8か月の今の能登をホストが知り世界へ発信する場としてミートアップを開いた
  • 今日は千里浜なぎさドライブウェイ・民宿地蔵前・TOGISO・輪島の仮設住宅と海岸沿いを回った
  • としゆきは志賀町福浦港の民宿を継いだ民泊 地蔵前の主で本業は瓦屋・建築士・ドローンパイロット・AIクリエイター
  • 元日はフランス人の老夫婦が16時前にチェックインし震度4か5の直後に本震の震度7が来た
  • 本震は1分20何秒続きアスファルトが波打ち道路の真ん中で立っていられなかった
  • 水も電気も止まったがウォーターサーバー12本とポータブル電源で乗り切りゲストは翌日金沢へ帰った
  • 建物は棚の物が落ちた程度で無事だったため内閣府や都内の区の防災担当者が入れ替わりで泊まった
  • 復旧には緊急復旧と耐震化まで行う復旧工事の2種類があり混同されたまま遅いと言われているとしゆきは指摘した
  • 民泊業はマイナスからの再スタートで大雨や土砂崩れの追い打ちもあり2年3年で終わるはずがないと語った
  • 瀬戸は空港前の県の起業支援居住施設に5月から入居し20部屋の枠で2拠点生活をしている
  • 明は金沢郊外と加賀で一棟貸しの民泊を営み葉子は白山市で去年の年末に宿を始めた建築の仕事の人
  • ポケモン・ウィズ・ユー財団の支援で空港名が変わり1か月で例年の4.5倍の来場者があった

話している人 てつろー・けーた・としゆき・瀬戸・明・葉子・ユウキ

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のと里山空港 ターミナル出発口1分の録音

収録前のテストとミートアップ進行の段取り

空港ターミナルの出発口で録った1分ほどの短い録音。番組パートを録る直前のテストと段取り合わせで、収録時間の見積もりと進行の順番を決めている。中身の話は始まっておらず打ち合わせだけが聞き取れる。

  • まず録音が撮れているかのテストとして話し始めた
  • 収録時間は30分から40分を見込むことにした
  • 進行は5分で開始し15分ほどとしゆきの話その後に全員の自己紹介で締める
  • 自己紹介は名前とどこでミートアップをやっているかと今日の感想の3点
  • 7時ごろに戻るため5時半ごろ出発する想定で逆算した
  • 2回目の参加者からは自己紹介を省いてほしいという申し出があった
  • 屋外は暑いという声が出ていた
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インタビュー記事

名前を直せます左側の話し手の名前を押すと、参加者から選び直せます。点線の「参加者」「──」は誰の発言か分からなかった所です。直した名前は見ている全員に反映されます。
志賀町 大島の車内・1分の録音能登の家の瓦はどうしてどれも黒いのか

志賀町大島を走る車内での1分ほどの短い録音です。窓の外を流れていく家の屋根がどれも黒い瓦だと参加者が気づき、地元の人と外から来た人で受け止め方がまるで違う、という話になりました。

この録音の要点
  • 走行中に見える家の瓦がどれも黒いことに参加者が気づいた
  • 地元では黒が普通だが外から来た人には普通ではない
  • 他の地域では青や赤や茶色などいろいろな色の瓦がある
  • 黒い瓦の街並みにゾクゾクするという反応もある
  • 全体が黒い松本城のようないかめしさとかっこよさという感想が出た

黒が普通の土地と普通ではない土地

参加者本当に黒い瓦ですね。これが能登の家。能登スタイルなんだ。
参加者黒っかな。そうだよ、黒って普通じゃない?
参加者うん、普通ではないです。
参加者ええ、そうなの?
参加者結構、青かったり赤かったりしますね。いろんな色があるんですよ。デザイン性というか。
参加者変わると茶色が多いんじゃないかな。
参加者なんかちょっとゾクゾクするっていう人もいます。
──ゾクゾク。かっこいい、怖さを感じている、みたいな。
参加者なんか松本城みたいですよね。いかめしさを感じる。
参加者松本城、黒いですもんね。全体が黒くてかっこいいですよ。
参加者本当だ、黒い。
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ローソン志賀福野店(志賀町)・4分の録音合併で消えた富来町と珠洲まで行かない理由

志賀町のコンビニでの休憩中に録った4分ほどの記録です。参加者の一人が羽咋郡富来町の出身で今は志賀町に吸収合併されているという自己紹介から市町村合併の話になり、そのまま今日はどこまで北へ行くのかという行程の確認へ移りました。

この録音の要点
  • 参加者の一人は羽咋郡富来町の出身で今は志賀町に合併されている
  • この辺りは市町村の吸収合併が多く旧町名が分かりにくい
  • 志賀町はまだ能登の根元で入り口にすぎない
  • ここから輪島へ行くが時間の都合で珠洲までは行かない
  • 県外の人は輪島が能登の端だと思い込みがちで珠洲の知名度は低い
  • 教科書で千枚田や輪島朝市を習うため輪島の印象が強い
  • 珠洲は街中は結構きれいになっているがそれ以外の場所が残っている
  • 人口や件数が少ない地区は直さない判断がされ崩れたままが多い
  • この辺りには平家が逃げて潜んだという伝承の地名が多い
  • 雨はまだ本降りになっていない

富来町という地名はもう無い

参加者私、羽咋郡富来町という地名の出身なんですけど、今は志賀町に吸収合併されていて。
──出身は半島の方なんですね。富来町というのは、今はもう行政の名前としては無いんですか。
参加者無いですね。市町村の吸収合併がこのあたりは結構多いんですよ。
──言うほど雨は降ってないですね、まだ。
参加者これからですね。

志賀町はまだ能登の入り口

──ここから、さらにもっともっと北に行くんですよね。
参加者そうです。だって志賀町ってまだ根元でしょう。まだ入り口です。このあたりは中能登っていうんですよ。
──ここから輪島に行って、珠洲に行くわけですね。あ、でも珠洲までは行かないんだ。
参加者時間的に行けないですね。道がどうという話ではなくて、単純に距離がすごいので。
──僕らもニュースでしか見ていないんですけど、珠洲ってすごいことになっていたじゃないですか。今どうなっているんですか。
参加者珠洲も街中は結構きれいになっていて、問題はそれ以外のところですよね。さっきの話じゃないですけども、そもそも人口なり件数が少ないところは直さない判断をしているところです。崩れたままというのは多いです。

輪島が端っこだと思われている

参加者県外の人はやっぱり輪島が一番端だと思っちゃいがちです。朝市までは見たことがあるから。その先に珠洲があるということすら知らない。
参加者輪島が端っこだと、みんな思ってるでしょう。珠洲はあんまり知名度がないです。輪島は社会科で勉強するときに千枚田とか朝市とか有名なので、そこで習うんですよ。だから輪島が端だと思いがちなんです。
参加者ちなみにこのあたりって、平家が逃げて潜んだという場所がたくさんあって、だから平家にまつわる地名があるんですね。
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民宿 地蔵前から赤崎へ向かう車内・23分の録音瓦屋が語る能登の復旧費用がなぜ三倍になったのか

志賀町の「民宿 地蔵前」を出て、TOGISOのある赤崎地区へ向かう車内の記録です。ハンドルを握る地元のとしゆきさんは、瓦屋であり建築士。窓の外に残るブルーシートを指しながら、直したくても直せない金額の話、来ない職人の話、そして「家が古いから壊れるんじゃない」という結論までを、東京から来たホストたちの質問に答える形で話してくれました。

この録音の要点
  • 棟だけの修理は当時1件2〜3万円だったが今は5万円では収まらない
  • 屋根を全面でやると数十万〜100万円規模になり手が出ない家が多い
  • 地震保険に入っておらず火災保険だけの家が大半で補助は半壊34万・大規模半壊70万程度
  • 20年近く前は補助金等で約600万円が集まり560万円の新築が建ったが今は同規模で1700万円
  • 職人不足で日当1万円が組合規定3万円・実際には5万円と言われる例もある
  • 地蔵前は1泊4000円台のままだが周辺は1万〜1万5千円に跳ね上がった
  • 県外業者の多重下請けで中間マージンが積み上がり工事費が倍以上になっている
  • 雨漏り修理で2人が半日働いて70万円強を請求された事例がある
  • 間垣の集落は常時強風で置くだけの瓦が一冬二冬で剥がれ雨漏りが進む
  • 地震で壊れるのは家が古いからではなく頭(屋根)が重いかどうかという実例が佐藤さんの蔵で出た

ブルーシートがそのままになっている理由

──ここまで来る途中でも、ブルーシートが残っているお家をずいぶん見てびっくりしていました。まだ足りてないんだなと。
としゆき結構事情がいろいろあって、お家の人がお金ないしとか、直したところでな、と考えている人が増えてしまっていて。なんせ18年前にも一回でかいのがあって、その時も大変だったんですよ。
としゆき僕はもともと静岡で建築業をやっていたんで、耐震化って当たり前じゃないですか。いつでかい地震が来るか分からないっていう場所だったから。でも地元の人は、僕も帰ってきた時はそうでしたけど、地震なんか石川県来ねえよみたいな感覚でいたんですよね。それがいきなり大地震を食らうから、いろんな感覚が追いついてないんですよ。
──南海トラフ、南海トラフってみんな言っていましたもんね。大地震は太平洋側で来るものだと。
としゆき静岡は家を建てるなら必ず耐震、という気風がついてるんですよ。ここはそうじゃない。だから直しに来る瓦屋さんももちろん耐震化なんて考えていないから、同じように直すじゃないですか。またこんなでかい地震が来て、同じことを繰り返したんです。
──直すって、どれくらい値段がかかるものなんですか。特に、棟だけにブルーシートがかかっているのをよく見ますけど。
としゆきあの棟だけっていうのは、当時は相場でも1件あたり2万円から3万円だったんですよ。そんなに高いものじゃなかった。それが耐震化にするとか、今の材料の高騰とかがあって、同じ規模をやろうとしたら5万円じゃ済まなくなっているんです。まずその値段の感覚差にやられてしまって、ブルーシートのままにしてしまう。
としゆき上を全部やるとなると、もう数十万円、百万円のレベルですね。

保険と補助金では届かない

──みなさん、保険には入っていないものなんですか。
としゆき地震保険には入ってないですよ。みんな火災保険しか入ってない。うちもそうでした。うちはありがたいことに自宅の方は火災保険の地震特約があったんで、壁紙に亀裂が入ったくらいで済んだんですけど、それでも一応一部損壊という扱いにしてもらって助かりました。普通の家は地震の特約もないから、そうなるときついですよね。
としゆき半壊以上で34万、大規模半壊とかで70万かな。補助金は出るんですけど、なんか雀の涙みたいな補助金なんですよ。相場的には20年前に起きたことと全く変わってない金額なんで。
としゆき20年近く前の大きい地震の時は、おばあちゃん一人暮らしの家が全壊するわけですよね。そうすると見舞金とか助成金とか補助金とかを活用すると、だいたい600万円くらいもらえることになるんですわ。解体は公費解体だから無料だし、じゃあそのまま新しい家を建てちゃおうという考えがあったんですよね。ハウスメーカーさんも560万円ポッキリみたいな商品を出していて、それがすごく建ったんです。
としゆき今回の地震で同じ規模のことをやろうとすると、もう1,700万円なんですよ。
──なんで3倍になってるんですか。材料はそんなに3倍もしないでしょう。何が起きてるんですか。

日当3万円、実際には5万円

としゆき人がまず来ないんですよ。もともとここは過疎地だから、大工さんなんて需要がなくなって、どんどん亡くなったりいなくなったりしている。じゃあ誰を呼ぶかというと、県外からやれる人を呼ぶしかないんですよね。もちろん滞在費がかかるじゃないですか。
としゆき1日の日当が1万円でやっていたところが、瓦屋の応援を呼ぼうと思ったら、組合からは日当3万円出してやってくれと言われたんですよ。
──どこの3万円ですか。芸能人みたいな。
としゆき実際に来てもらうことになって、使ってくださいって来た人の話を聞いていたら、うちは働くときは5万円ですって言われて。
としゆき宿もそうです。うちみたいにちゃんと残っていた宿はほとんどなかったんで、みんな高いことを言っていたんですよ。うちは一泊4,000円台くらいしか取ってない、素泊まりだし、組合規定があるからそれ以上のことはしてないですけど、同じくらいの感覚で泊まれる宿が1万円とか1万5千円とか言っていたんですよね。被害を直さなきゃいけないから稼がなきゃいけない、というのもあるんですけど。
──1泊1万5千円だと、東京の相場を上回っていますね。
としゆき金銭感覚がいきなり跳ね上がったんで、みんな麻痺しちゃって。家を直そうって言っても、どうせ高いんでしょって言われるんです。一昨日も、雨漏りしたからって話があって。僕が間に合わなかったんで金沢の業者さんが連れてきた県外の瓦屋さんが直したんですけど、まだ雨漏りしてるんですよ。クレームを言ったって、もう帰っちゃってるから直しに来られるわけがない。それでうちに来たんですけど、話を聞いたら2人で半日仕事をして、請求された金額が70万円ちょいでした。
──リフォーム詐欺みたいな話ですね。そういうのが横行するパニックになっていたと。
としゆき緩やかなパニックというか。高いことを言う業者さんは、まだいっぱい遊んでますよ。僕自身も体を壊したのもあって、今は下請けに別の建設会社の瓦屋さんがいて、そこに投げることが多いんですけど、僕は手数料とか取らないし、動いた分だけもらいますよという形にしています。多分、仕組みがそうなんですよね。人材派遣会社的な仕組みが成立しちゃっていて、話をつける人が紹介して、紹介された人がまた紹介して、間の下請け、孫請けみたいなシステムができあがったから、何をするにしたって値段が倍以上になっているんですよ。
としゆき災害復旧の土木屋さんなんかも県外ナンバーが当たり前ですけど、その人たちに誰が発注したかと言ったら、金沢の大手建設会社とか、その大手が県外に持っている関連会社なわけですよね。みんなで抜き抜きまくりなんで、結果としてすごい値段が跳ね上がってしまったという。
──それを伺うと、家を建て直す気がなくなっちゃいますね。
としゆき今ここは古民家相場がすごく安いので、佐藤さんなんかもかなり買ってらっしゃるんですけど、それを直すのにまずお金がかかると。まだ断層も元気なんで地震はまた来るだろうなと思うんですけど、その都度お金がかかってしまうようだと、本当に悩ましいんですよ。

職人が来ても住めない

──これだけ需要があって、お金もしっかりもらえるんだったら、職人さんも増えそうなものですけど。
としゆきその代わり、移住して家族を連れてくるとなると、学校があるんだろうかっていう話になるんですよ。学校は逆に廃校になりましたし、お店ももちろんいっぱい倒産しましたし。高校は一応ありますけど、独身の人に限るんでしょうね、小回りが利く人でないと。
としゆきあともちろんこの場所は車がないと生きていけないんで、ガソリンを入れなきゃいけない。ガソリンスタンドは全部潰れました。今さっき通ったところに1軒2軒あるくらいで、あとはみんな潰れましたね。
──これだけ車が通っていて、車がないと生きていけないのに潰れるんですか。
としゆきだから僕は最近、電気自動車が気になってしまっているという。うちの実家なんか、わざわざ加賀地方までガソリンを入れに行ってるんですよ。あっちが安いからって。往復のガソリンを使うんですけどね。

間垣の集落と、剥がれ続ける瓦

としゆきこの辺は間垣がある集落ですけど、ここは風がとにかく強いんですよ。竹を立てて、間垣というシステムを作って、自然の力で風を緩めようという集落なんです。佐藤さんのところも今、間垣を立ててますわ。
──屋根の瓦がすごいことになっていますね。
としゆき地震の直後はそんなにひどくなかったんですけど、一冬二冬過ごすと毎日が台風なんで、ああいう置いてあるだけの瓦はベロベロにあちこち行っちゃうんです。このシーズンになると竜巻も頻繁に発生するので、ヒットすると昔の瓦は飛んでしまう。
──飛んだ後は、やっぱり雨漏りするんですか。
としゆきもちろんします。急がないと桁とか梁が腐っちゃうんで、やらなきゃいけない。でも、そんな家が多いですね。今、手が回らないです。
としゆき全面ブルーシートのあのお家は、お寺さんかな。あれは地震である程度耐えたんですけど、この際だから葺き替えようと言って落とし始めたところです。地震の当初からずっとあの状態というわけじゃないんですわ。

半年かけて壊れていく道路

としゆき道路もどんどん舗装され直してますけど、下水管が揺すられると宙に浮いてくるんですよね。砂遊びでガシャガシャってやったら中のものが浮いてくるような感じで、それが瞬く間にじゃなくて、じわじわなるんですわ。地震が起きてから半年後にマンホールが飛び出してきました、みたいなところが結構ありまして。
としゆき橋の取り合いもそうです。直した直後はすごく綺麗になったのに、また浮いてくる。地震直後は普通に走れたのに、半月くらいしたらすごい段差ができて大変、というのが未だに続いているそうです。この辺りは小さい川でも橋がかかっているので、橋を渡る時は減速すべきですね。僕は5回も6回もタイヤをパンクさせてますから。
──パッと見では分からないですもんね。
としゆき能登の人はせっかちなので、後ろから煽ってくるんですよ。工事用の信号でも、残り20秒くらいになったらみんな行っちゃう。青になるまで待たない。向こう側のLEDの後ろを見て、赤が点いたのを確認したら出るとか、そういうパターンです。
としゆき前の地震の時はみんな笑っている余裕がまだあったんですけど、さすがに今回の地震では笑顔はなくなってましたね。

家が古いから壊れるんじゃない

としゆき地震の1月4日にブルーシートを貼っていたら、知り合いでもあるんですけど、テレビ局の人が来ていて、取材させてもらっていいですかと。その時に「今回の地震はさすがに屋根が重たいからこうなった、と言われても否定できないですわ」と言ったら、全国放送されてしまって。同業者から、悪徳瓦業者・中町かわら店とか言われちゃって。ブログに「中町かわら店の言っていることは嘘です」とか書かれて、抗議の電話もしたんですけど。
としゆきでも、事実としてしょうがないんですよ。どれだけ耐震化でやっていても家は老朽化するし、老朽化するのは真っ先に足元なんですよね。その足元が腐っているところに頭がでっかいので、揺すられたら倒れますわな、となるわけですよ。
──そもそも地震のある地域じゃなかったですからね。
としゆき本来だったら風とか雪のことを心配しなきゃダメだよってエリアなんで、瓦を葺くのはその時の考えで言ったら大正解なんですよね。重たいからそうやすやすとめくれないし、雪に強い性質を持った陶器を使っていたんで。ただ、下からの衝撃には弱い。重たすぎて頭が余計に振られるんですよ。
としゆき実際に佐藤さんのところでも面白いことがあって、僕が施工した蔵、納屋があるんですけど、本当に腐ってボロボロだったのに、地震でなんともなかったんですよ。
──皮肉ですね。それはなぜですか。
としゆき瓦をやめたからですよね。もちろん他にもいろんな補強方法のアイデアを出して、佐藤さんがよしやってくれと言ったからできたことなんですけど、明らかな証拠になりましたね。家が古いから壊れるんじゃないっていうのは、これで分かったと思って。頭が重いかどうかなんだろうと。
としゆきもともと古民家は構造がしっかりしていて、石の上に置いてあるだけの状態にしてあるから、縦揺れはともかく横揺れなら、礎石からはみ出さえしなければなんとでもなる仕組みになってるはずなんですよね。ただ、長い年月の中で大工さんもいろいろ色気がついてしまって、そういうことを後回しにする人が増えてきた。日本の法律も、耐震へと考えが変わったところがあって、その辻褄の合わないところが今、一生懸命すり合わせられている状況ですから。
としゆきここが、奇跡の街と呼ばれた赤崎地区です。ここも震度7をマークしているのに、当時は倒壊した家があまりなかったんですよ。今、歯抜けになっているのは大規模半壊とかがあって、この際壊しちゃおう、この際新築しちゃおうという感じで解体が進んだからですね。
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TOGISO 赤崎(志賀町)・10分の録音私財を投じ続ける佐藤正樹とTOGISO館内見学

志賀町赤崎の古民家宿TOGISOから、オーナーの佐藤正樹さんをZoomでつないで行った取材の締めくくりと、その直後の館内見学の記録です。地域おこしの仲間を募集しているという話を受けて問い合わせ先の確認をし、通話を切ったあとは参加者それぞれが建物の中を歩きながら、目の前の設えと佐藤さんの熱量に言葉を失っていました。

この録音の要点
  • 佐藤正樹は能登を一緒に盛り上げる地域おこしの人を募集中と話した
  • 問い合わせ先としてX「ぴんぽいんと」のURLを番組HPに掲載する了承を得た
  • 館内には被災した輪島塗を買い取って販売する棚があり7万5千円のランプもあった
  • 佐藤は東京在住で住民票が無いため修繕に補助が一切出ないまま私財を投入している
  • 地震で壊れた家屋から掘り起こした漆器も扱い一部は職人への寄付にまわしている
  • 改修完了の直後に地震が起きたが本人は極めてポジティブだったと参加者が話した
  • 能登の宿の多くはいま復旧作業員向けで観光客を受け入れる余裕がない宿も残る
  • 「今行けるのと」で検索すると行政の営業再開マップが出るので番組HPに貼ることにした
  • 見学の案内役は大竹さんで参加者は他の物件も見て回っていた

通話の締めくくりと問い合わせ先の確認

参加者今、人の動きがほとんどない感じですよね。ただ佐藤さんのお話を伺っていて、そうやって人をまた呼び込もうという動きや活動が、僕の中ではもうすごい感動でした。
佐藤正樹ありがとうございます。
参加者同じ石川県に縁がある僕たちも、また一緒に頑張っていきましょう。
ユウキこれからどんどん能登を一緒に盛り上げていく、地域おこしの人を募集しますというお話でしたけど。佐藤さん、確か「ぴんぽいんと」という名前でXを発信されていますよね。この番組のホームページに、ぴんぽいんとのXのURLを公開してしまっていいですか。そちらに問い合わせてくださいという感じで。
佐藤正樹構わないですよ。もちろん、お願いします。
ユウキ分かりました。すみません、もっといろいろ聞きたいんですけど、今日はちょっと時間がないので。最後に物件も見させていただいてから、お暇させていただきます。
参加者いいお話、本当にありがとうございました。今度はぜひ対面でお会いしましょう。

「これ被災地と思えないね」

参加者いきなり最初から感動しちゃった。すごい話だな。
参加者古いものと新しいものが、いい感じにマッチしてる。この人はなんか、頭にいろんな完成図があるタイプなんですよ。
参加者東京のレンタルスペースもすごかったですね。そんな人が能登に来てくれるって、すごいことですね。
参加者これ、輪島塗のランプですよ。7万5千円から。
参加者これ被災地と思えないね。襖とか、洋風のセンスがすごすぎて。プロ顔負けだね。
参加者壊れていたものが再生されているんですね。

掘り起こされた輪島塗

参加者これも全部、輪島塗なんでしょう。さっきの地震でダメになってしまったものを買い取って、売っているという。
参加者流されたとか、蔵が崩れてそこから掘り起こしたものもあって、漆器としてはもう使えないというものを職人さんたちが持っていて。それを寄付にまわしたりもしているそうです。
参加者かなり昔の新聞が貼ってありますね。
参加者能登ってまだ宿泊施設が動いていないと、東京の人はまだ思っているんですよ。
参加者今はまだ復旧作業員の方たちに貸している感じですね。お客さんを入れる余裕がない人もまだまだいます。
参加者「今いけるのと」で検索すると、行政が作ったウェブマップが出てくるんです。そこに営業が再開した施設や観光施設が出てくるので、番組のホームページにそのURLも貼っておきましょう。

東京の人が、この街に私財を投じている

参加者ちょっと涙が出るインタビューを今日聞きました。いい収穫でしたね。
参加者東京の人なんですよ。なのに私財をぶっこみまくって、この街を再興する。
参加者地震が起きる前からここが大好きなんです。この街を買い上げたいと思っていた。だから地震が起きた時に、まさに自分のところを直したじゃないですか。その熱量が尋常じゃない人なんですよ。
参加者僕は住んでいても、明日生きていければいいやんみたいな感覚で生きているんですけど、佐藤さんは違うんで。この街をいっぱいの人に知ってもらいたい、この街の魅力を伝えたいという気持ちがすごく強いです。
参加者人の家を買って、みんなが集まれるシェアスペースを作った。もちろん自腹で。
参加者修繕費用も、住民票がないから補助が1円も出ないんですよね。
参加者改修が完了したのが2023年の6月で、1月に地震ですよ。そこで泣いてしまいそうなところを、超ポジティブだったよね。
参加者そもそも、当たり前のように語るのがすごくないですか。とんでもないことをしてるなあ。
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腰巻地蔵・2分の録音瓦屋が自宅に瓦を乗せなかった理由と建築基準法

腰巻地蔵の前で録った3分ほどの録音です。瓦屋で建築士のとしゆきさんが、自宅を輸入住宅にした理由と耐震の考え方を語り、後半は外壁の板張りや軒裏の規定など、建築基準法の実務の話になりました。

この録音の要点
  • ツーバイフォーは耐震対策として強いという説明
  • 家を建てる人は次の世代への影響を頭に置くべきというのがとしゆきの考え
  • 自宅は16年前に新築した輸入住宅
  • 瓦屋なのに自宅の屋根に瓦を乗せていないのは重いと知っているから
  • 耐震だけでなく防火も設計の判断に大きく関わっている
  • 外壁に板を張る昔ながらの家は今の基準では違法建築にあたる
  • 軒裏はケイカル板などで火を屋根に移らせない規定がある
  • 20年以上前は今ほど基準がうるさくなかったという実感
  • 屋根に民宿と書いたことで特殊建築物の扱いになり申請をやり直した経験
  • 父の後を継ぐ形で戻ってきて建築の仕事に入った

瓦屋なのに瓦を乗せていない自宅

としゆきツーバイフォーが耐震対策としては強いんですね。
としゆきだから、本当は家を建てる人は、次の世代にどう影響するかというのが頭にあるべきなんですよ。それなら最初からこうしておけばいいじゃん、というのが僕の考えで。僕の自宅は白山市に新築しているんです。新築といっても16年経っていますけど、もちろん輸入住宅です。瓦屋さんなのに屋根に瓦を乗せてないんですよ。重たいのは知ってるから。
──そういう一つ一つが、実は地震の時の対策になっているんですね。
としゆきもちろん防火のことも大きく関係してます。ここって、こうやって外壁に板を張るのが当たり前じゃないですか。これ、単体規定というのがあって、今の基準で言うと実は違法建築なんですよ。
──でも、こういう家ばかり見ていますけど。
としゆき昔からあるから当たり前なんですけど、今、新築するなら絶対にサイディングだったりしますよね。軒裏の場合はケイカル板というやつで、窓から出た火を屋根に乗り移らせないようにしなさいよというのが法で決められているんです。
としゆきこれを建てた時はもう20年以上前ですから、あんまりうるさいこともなくて。うるさかったのは、うちの親父があの時に屋根に「民宿」と書いたら、それは特殊建築物だからと言われて、申請をもう一回やり直させられた家があります。
──建築基準法に詳しいんですね。
としゆき僕も建築士なので。親父のあとを継がなきゃいけなくなって、帰ってきた形なんですよ。
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志賀町 上野の車内・1分の録音津波2メートルと海の隆起が同時に起きた話

志賀町上野を走る車内での1分半ほどの録音です。志賀原発は今動いているのかという確認から話が始まり、今回の震災の津波と、それと同時に起きた海の隆起の話になりました。

この録音の要点
  • 志賀原発は今は動いていないという認識で一致した
  • 反対側で地震が起きていたら津波が来ていたかもしれないという話
  • 今回の震災で2メートルほどの津波が起きた
  • 同時に海が1メートルほど隆起したため差し引き1メートルの津波で済んだ
  • 隆起した場所もあれば沈下した場所もある
  • 港の底が上がって船が出られなくなった場所がある

2メートルの津波が差し引き1メートルで済んだ

参加者あまり起きなかったので助かりましたけど、こっち側で起きていたら津波が来ていたかもしれません。
参加者そうですね、場所によっては津波が結構起きていましたもんね。
──原発って、基本ずっと動かしているものなんですか。
参加者今は動いてないですよね、原発。
参加者動いてないと思う。
参加者今回の震災で津波があったんですけども、確か2メートルくらいの津波は起こってるんですよね。ただ、海が1メートルくらい隆起したんです。マイナス1メートルになったから、そこに2メートルなので助かった、というのを聞いたことがあります。
参加者2メートルが来るんだけど、同時にストンと落ちちゃったから、差し引き1メートルの津波で済んだみたいな。
──すごい話ですよね。1メートル落ちるくらい地形が変わっちゃったわけですか。
参加者落ちたところもあるし、隆起したところもある。港の底が上がっちゃって、船が出られなくなったところがあるんですよ。
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志賀町 百浦の車内・5分の録音動いていない原発になぜ何百台も車があるのか

志賀町百浦を走る6分ほどの車内録音です。地域ごとに被害の大きさがまるで違うという話から始まり、車窓の右側に志賀原発が見えたところで話題が一気に原発へ移りました。後半はAirbnbの運営の話になり、最後は今日の目的地である民宿 地蔵前に到着しています。

この録音の要点
  • 同じ能登でも地域ごとに被害の大きさがまるで違う
  • 参加者の妻の親友が津幡町に中古住宅を買い隣が有名人の実家だった
  • マスコミが押し寄せたが空港まで20キロ以上あり迎えは断られた
  • 車窓の右側に志賀原発が見えた
  • 原発は動いていないのに駐車場に車が何百台もある
  • 24時間の監視が必要でそのための人員がいるという説明
  • 防潮壁が低く見え10メートルの津波が来たら不安だという声
  • 周囲は断崖で10メートルの高さがあるという話も出た
  • 千里浜と違いこちらの海は岩場で屋根だけでなく岩も黒い
  • Airbnbは登録して初めて同じ地域の先輩オーナーに管理のやり方を聞ける
  • 物件がないとそもそも登録できず新規ホスト向けセミナーもある
  • 民宿 地蔵前に到着しAirbnbと大きく書かれているのを見つけて違反ではないかと話題になった

隣の町でも被害はまるで違う

参加者被害の大きさが違うんですよね。穴水は大したことないけど、そこからちょっと行ったらひどい、というふうに。
参加者僕の妻の大親友が津幡に家を買ったんですよ。結婚は諦めて私一人でここに住む、と言って中古物件を買って。その横が、有名になった人の実家だったんです。
──さぞかしいい感じにリフォームされているんでしょうね。
参加者普通の家なんですよ。引っ越した当初は何ともなかったんですけど、隣が有名になっていったらマスコミが結構すごくて。空港まで迎えに来てくれるかと思ったら、うちから20キロ以上あって遠いから勝手に来い、と言われたそうです。

止まっているのに人がいる

参加者右側、原発です。
──おお、原発。
参加者なんで原発が動いてないのに、こんなに車があるんだ。この人たち何してるんだろう。
参加者働いてるんでしょう。動いてもいないのに、こんなにたくさんの人が。
参加者24時間ちゃんと監視していないといけないんですよ。
──そのための人員がそんなに必要なんだ。今、何百台かありましたよ。監視するにしても、めちゃめちゃあったよね。
──こんな壁で大丈夫なんですかね。低いかな、乗り越えられそうですけどね。10メートルの津波が来たらちょっと大丈夫かな、というくらいには見えます。
参加者いや、断崖絶壁ですから。あれで10メートルはありますよ。
参加者これが能登の海です。能登の岩場というか、さっきの千里浜とは全然違う。
──屋根だけじゃなくて岩も黒いですね。

登録して初めて聞けることがある

──Airbnbって、普通に登録すればできるものなんですか。
参加者物件がないと登録できないじゃないですか。それは当たり前なんですけど、自分が登録して初めていろんなことが聞けるんですよ。
──そこに至る経緯はどうなんですか。
参加者登録すれば、自分がやっている地域にいろんな先輩オーナーさんがいるから、そういう人に管理のやり方を聞いたり、助けてほしいと言えたりする。登録しなかったら誰にも聞けないみたいな。
参加者これから始めますという人向けのセミナーもあるんですよ。私も結局、自分でやっちゃってからでしたね。

地蔵前に到着

参加者あ、Airbnbってめっちゃ書いてある。
──え、どこに。あ、本当だ。あれ、ダメなんじゃないですか。
参加者違反ですよ。
参加者バックできますかね。ここに止めて、出る時に向こうへ行ったら切り返せるのかな。降りましょう。
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民宿 地蔵前(ファイル名は中町かわら店)・5分の録音職人の宿から始まった民宿と震度7に耐えた建物

としゆきさんの「民宿 地蔵前」に到着し、館内を案内してもらった5分ほどの記録です。もとは建設工事の職人向けの宿として建てられ、工事が終わって民宿になり、その後Airbnbを始めたという成り立ちが語られました。次の目的地が控えていたため、見学はわずか3分で切り上げています。

この録音の要点
  • 建設工事の職人が大勢泊まる宿として建てられたのが始まり
  • 工事が終わって客が減り民宿を経てAirbnbを始めた
  • 前の道は行き止まりでゲートが張られ車はめったに通らない
  • 長期滞在を狙いインターネットのケーブルをしっかり通してある
  • プログラマーの滞在が多く各部屋にZoom用のグリーンバックの壁を設置
  • 打ち合わせ用のホワイトボード壁紙を助成金を使って付けた
  • 泊まった人が壁に書いたメッセージはなるべく消さずに残している
  • 1人2部屋で考えれば8人まで泊まれる
  • 2階は元の作業者用シングルルーム6室で1室を潰してキッチンにした
  • カナダの建築チームが自炊用にコンパネで作った台所をそのまま滞在者用に開放
  • 設計は自分で行い元の大工は耐震を考えていなかったため耐震の資料を付けて補強した
  • 震度7だったが地震以降も建て直すところは出ていない
  • 次のTOGISOへ向かうため見学は3分ほどで切り上げた

職人の宿として建った建物

としゆきここは行き止まりなんですよ。本当は抜けられるんですけど、うちがこんなふうになっているので通れないということでゲートが張られちゃって。だから車は滅多に通らないです。
としゆきこれは僕は本館と言っているんですけど、大きな建設工事をする際に職人さんがいっぱい要るじゃないですか。その職人さん向けの宿としてできたのが始まりなんですよ。
としゆきそれが工事も終わってお客さんが減って、うちは親が料理もやるということで民宿にして、それからAirbnbを始めたという流れです。

プログラマーのためのグリーンバックとホワイトボード

としゆき長期滞在を狙っていることがあって、インターネットのケーブルはしっかり配線してあるんです。だからたまにプログラマーの人が滞在することが多くて、そういうチームで入ってもらったら面白いなと思って。
としゆき各部屋にグリーンバック、Zoom用のグリーンバックの壁と、打ち合わせするのにホワイトボードの壁紙を、助成金を使って付けたんですよ。笑えるのは、泊まった人がいろいろありがとうみたいなことを書いてくれるので、なるべく消さないでおこうと思っています。
──何人くらい入れるんですか。
としゆきここは1人2部屋で考えたら8人までですね。今夜から来る人も3人で、途中から4人になるというパターンなので、4部屋ベッドメイキングしておいて好きなところへ、という感じです。

カナダのチームが作った台所をそのまま使う

としゆきもともとキッチンは無かったんですけど、ある日、家を建てに来るカナダのチームがあって、その人たちが自分で料理したいと言ってここにコンパネを立てて、ずっと使っていらしたんですよ。それを滞在する人が好きに使ってくれ、という感じで明け渡しています。
としゆき2階は元々の工事作業者の部屋なので、シングルルームが6つ並んでいたやつを1つ潰して、そこもキッチンにして使ってもらっています。

震度7でも建て直すところが出なかった

としゆき一応、設計は僕なんですけど、元の大工さんって本当に耐震のことを考えていなくて。だから耐震耐震ということで資料を書いて付けて、それなりにさせていたおかげなのか、地震以降、特に建て直すところがないんですよ。ここは震度7だったんですけど、普通に持ちこたえているので。要は建て方だったんだろうな、と。
としゆきあ、3分でした。すいません、次にTOGISOへ行かなきゃいけなくて。
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赤崎から門前へ向かう車内(琴ヶ浜・黒島地区)・19分の録音隆起した海岸線をたどり黒島地区へ向かう車内

TOGISOを出て、昼食をとる門前へ向かう車中の記録です。前半は美穂さんが、Zoomで話したばかりの佐藤正樹さんとの出会いや人物像を語り、後半は地元のとしゆきさんが海岸沿いを案内しながら、元日の地震で何が起きたのか、隆起した海がどうなったのかを説明してくれました。最後は伝統的建造物群保存地区である黒島地区に入ります。

この録音の要点
  • 美穂は不動産の会で佐藤と知り合い行きたいと言いながら数年会えずにいた
  • 佐藤は46歳前後で本業はIT関連でクラウドファンディングも実施している
  • 建築士ではないのにあのリノベができるのかと参加者が驚き依頼したいと話した
  • 元日16時の地震で門前は地獄絵図となり家屋の下敷きになった人もいた
  • 道路は半分しかタイヤが乗らない区間もあり山側は土砂崩れで埋まっていた
  • 熊本の地震では支援がシステマチックになり赤ちゃんのミルクが早く届いた
  • 門前町のトトロ岩は地震で片耳が折れ軍艦島も薄く低くなった
  • 琴ヶ浜は鳴き砂の浜だが崖崩れで公衆便所がいまも使えない
  • 隆起は場所により1メートルから4メートルで海底だった白い層が露出した
  • 砂浜が岩場になり救護やトイレの条件を満たせず海水浴場ではなくなった
  • 黒島地区は20年前の地震の後に伝統的建造物群保存地区となったが甚大な被害を受けた
  • 本来250人から300人の黒島に正月で600人以上いて避難所がパンクし寺と2か所に分けた

何年も「行きたいね」と言い続けていた相手

美穂もともと知り合ったのが不動産の会なんです。それから縁がなくてなかなか会えなかったんですけど、メールのやりとりはあって。能登の震災があって、あれ、そういえばどうなったんだろうと思って聞いたら、もうそれどころじゃないですよという感じで。
美穂行きたいね行きたいねって言いながら何年も経っていたので、今回けーたさんの能登に行くというお話で、だったらちょっと、と。
──しかも今日も会えなかったという。
美穂そうなんです。何日に行くんだけどと言ったら、いませんみたいな、管理人に言っておきますみたいな。その前に原宿でワークショップをやっている時も、来月行ってもいいですかと聞いたら、いいですよ、言っておきますよと。そういう飛び飛びな話なんです。
参加者収録に参加してもらえばよかったですね。東京にいる時に、改めて収録しましょうか。
美穂ずっとこの地区に関わっているんですよ。勢いに乗って買ってリノベしました、という方は多いですけど、そこからもずっと続いていて、原宿のワークショップもこの辺の地域の人たちと一緒にやっている。
参加者住民票がここじゃないからお金が全然下りないのに、それでも私財をぶっこむというスタイルの人なんですよね。
美穂クラウドファンディングもやっています。本業のIT関連の方がかなりうまくいっているということだと思います。イケメンでお話も面白いんだけど、やっていることはかなり地味で。おしゃべりが好きだからどんどんいろんなコンテンツが出てきて、結局何屋さんか分からないという。
──おいくつくらいの方なんですか。
美穂46歳だと思います。見た目は若いですけどね。すごく忙しいはずなのに、忙しいようには見えないんですよ。
参加者今日の限られたインタビューなのに、パワポを何十枚も用意されていて。常にあれを持ち歩いてるんですよ。
美穂本人が面白いから、巻き込まれて、じゃあやっちゃおうかという気になる。
参加者あのリノベを見ながら、うちのどうしようもない物件も彼にやっていただきたいと思いましたよ。建築士でもなんでもないわけでしょう。あんなレベルのことをやられたら、建築士って何なのって思っちゃいますよね。

元日16時の門前は地獄絵図だった

──次はどこに向かうんでしたっけ。
参加者今はお昼ご飯です。門前まで行きます。
──門前も、まだひどいんですよね。
としゆき門前は元日以降は地獄絵図でしたよ。家の下敷きになって亡くなった方もいますし。正月の16時って、みなさん何をされていましたか。
──普通に飲んだくれて、家族でゴロゴロしている時間帯じゃないですか。
としゆきそこを地震が襲うんですよ。
参加者私は年末に金沢に帰って、年明けに東京へ戻ってきたところだったんです。帰ろうにも新幹線が止まっているし、パニックですよ。あれ、ゲストはどうなったんだろうとか。
としゆきこの辺も今は舗装が終わっていたりしますけど、僕はここを通らないと北に行けなかったんです。ここ、本当はまっすぐな道なんですよ。今はがっつり削れていて草ぼうぼうですけど、この上を通っていかないといけなかった。崖が崩れて、半分くらいしかタイヤが乗らないゾーンがあったりして、徐行運転で、これ今崩れたら俺も一緒に落ちるなと思いながら。
参加者そうでもしないと通れないと。そういう場所があちこちに。
としゆき山の方はもっとひどくて、土砂崩れで道路が埋まっていましたから。
参加者そんな中で救援活動をされた方々には頭が下がりますね。
参加者この前の熊本の地震の様子を聞いていたら、そこまでぐちゃぐちゃにはなっていないという印象で。企業の人たちの動きがシステマチックになったのか、赤ちゃんのミルクも割と早く届いたそうです。

トトロ岩の耳が折れ、軍艦島が低くなった

としゆきもうちょっとしたらトトロ岩があるんですけど、地震で片耳が折れちゃったので、果たしてトトロ岩かと。
──軍艦島も、もう誰も軍艦島って言わなくなりましたね。
としゆき薄っぺらくなっちゃって、しかも下が広がったから、山みたいになっちゃって。
としゆきあまり有名じゃないですけど、ここの琴ヶ浜は鳴き砂の浜なんです。その横にダイナミックな崖があるんですけど、半分以上崩れていて。公衆便所がそこにあるんですが、崖が崩れかかっていてネットで抑えられているだけの状態だから、いまだに使えないんですよ。
としゆきただ、ここはいい波が立つんです。サーファーのメッカなんですけど。
としゆき僕はあれをすごくダイナミックでかっこいいと思っていて。そう言うと不謹慎だと怒られるんですけど、景観って普通に地震とか隆起とかでできているものだから、普通だろうと思うんですよね。

草原に見えるところは、全部海だった

としゆきここは隆起が始まっているゾーンです。ここまで海でした。とても船は出せません。白いコンクリートがあるのは船の乗り降りのための段で、あれがだいたい水面ギリギリだったんですよ。
──その土地を買いたいと言ったら、売ってくれるんですか。
としゆき隆起した土地は、道路を作ったことさえ奇跡な状態なので販売できないですよね。本来は利用もできないんです。
──ここはまだ1メートルクラスですか。
としゆきもうちょっと行くと4メートル隆起したところも見られると思います。
──これ、海の底だったってことですよね。隆起して、この岩肌が出てきたと。
としゆき僕が見た時は真っ白だったんですよね。海の中に沈んでいたのが浮いてきたところの層は真っ白だから。ミルフィーユみたいで、ケーキを切ったような感じになっていて、それもなかなかの景観でした。
としゆき完全な砂のビーチだったのが、隆起したら岩が出てきたというところがこの先にあります。
──じゃあ、もう海水浴場じゃなくなってしまったんですね。
としゆき海水浴場ではないんですよ。海水浴場には規定があって、レスキューがいるとか、トイレなどの施設があるというのが条件なので。泳ぎに行くのにめっちゃ歩くよ、というだけなんですけど。今は泳ぐ人もいませんけどね。
──波打ち際ギリギリまで海だったところに、家が3軒くらい並べられそうですね。それが、ほんの何分かの間に。
としゆき揺れている間に起こることですからね。出たばかりの時に行くと生臭かったんですよ。正月の第1週くらいは、打ち上げられた大きなアワビが腐っていて。サザエも潰れていました。
としゆき今日は雨だから水が濁っていますけど、本来は能登ブルーと称賛されるくらい綺麗な青色の海なんです。冬や秋になってくるとこんな感じで、雨が多くて波が立つ。冬の日本海をぜひ見に来てください。
──何が名産なんですか。
としゆきカニが、加能ガニというブランドになっています。うちの福浦だったら、岩のりが獲れるのは12月から1月過ぎくらい。そういう、来ないと食べられないものが増えてくるんです。
参加者日本海を知らない友達が遊びに来た時、小松まで迎えに行ったら、高速に乗ったとたんにずっと写真を撮っているんですよ。何もないのに。何を撮ってるのと聞いたら、波がこんなに立ってるって。荒波を見たことがないから。太平洋側の冬の海はもっと静かじゃないですか。

20年前の地震のあとに保存地区になった黒島

としゆきここからが、被害の甚大だった黒島地区に入ります。これが伝統的建造物群保存地区の場所です。こっちがメインストリートで、右側の地区がガイドによく出ています。左側が隆起ゾーンで、ややこしいんですけど、4メートル隆起したゾーンです。
──これ、海だったんですか。
としゆきこの草原ですけど、これ全部海です。このテトラポットの上を超えるくらいまで来ていました。
としゆき伝統的建造物の保存地区にしたのは、最初の20年前の地震が起きた後なんですよ。それでこの有様なんです。
──今、人は住んでいるんですか。
としゆきだいぶ減りました。ちなみに正月だったので、みなさん帰省されていて。本来の人口は250人か300人くらいらしいんですけど、600人以上いたので避難所がパンクして、倒れかけのお寺さんと2か所に分けて避難してもらったそうです。
としゆき直後にうちに泊まられたご家族は、もう無理だと言って、今はこちら側に住んでいらっしゃいます。直後に出てきたから来られたけど、2日経つうちに道路が寸断されて出て来られなくなった。
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輪島へ向かう車内(場所不明・内容からの推定)・10分の録音復興ではなく再興が要る能登の住まいと担い手

輪島へ向かう車内での10分ほどの録音です。地元側の参加者が、能登の復興が進まない構造を順を追って説明してくれました。新しいことを始めたい人を誘致しても住むところが無いという話から、集落をどうするのかという重い問いまで進み、後半は車窓に残るブルーシートと瓦屋の人手不足の話になりました。

この録音の要点
  • 東日本大震災や熊本地震の被災地は都市部でアクセスがよく復興が速かった
  • 能登はアクセスが悪く震災前から復興が進まない課題があった
  • 起業したい人を誘致しても住むところがないので仕事が生まれない
  • 賃貸はそもそも無く仮設住宅は被災者しか使えない
  • 石川県がコンテナハウス20棟を整備し1人1棟で新しくやる人に貸している
  • 入居者で石川県の人は2人ほどで残りは県外からと金沢大学の学生
  • 元に戻す復興ではなく違う形の再興が必要ではないかという問題提起
  • 5人や1世帯の集落にインフラを元通り復旧するのかという議論
  • 集約を勧める議員は選挙で選ばれなくなるので進まない
  • 訪問介護も家が点在していると回りきれない
  • ブルーシートが残るのは保険に入っていないためと瓦屋の人手不足のため
  • 東京では瓦屋の仕事が減り続けている
  • 道路が滑落し片側交互通行で5分待つ信号がある

アクセスの悪さは震災の前からの課題

参加者東日本大震災や熊本地震で被災されたところは都会なんですよ。いろんなアクセス方法があって、復興がスピーディーに進む。能登に関してはアクセスが悪すぎるので、全然復興が進んでいないという課題は、昔からあったんです。
参加者そこに対して、起業家であったり新しいことをする人をいっぱい誘致しているんですよ。でも、県内でも県外でもいいんですけど、じゃあ僕やりますわ、そこで何々したいですという人がいたとしても、住むところすらないので。
──それは初めて聞いた話で、結構衝撃ですね。それじゃ復興が進むわけないじゃんって。

賃貸も無い、仮設も使えない

参加者賃貸すらまずないんです。あったとしても被災者がまず押さえちゃうし、仮設は今ありますが、僕らは使えないので。被災者さんが使うものです。
参加者仮設もずっと公共的に置いておけるものではないので、出るには再建するか、あるいは県が災害復興住宅という県営住宅を整備するまでは仮設に住まないといけない。
──そうすると、輪島で何か新しいことをやろうとしても、そもそも住めないから仕事が生まれないわけだ。
参加者そういうことですよね。地元の人はもちろん仮設に住むなり自宅があるなりしますけど、県外の人がやろうと思ったらね。人口減がはなはだしいし、若い人も住めない。
参加者それで石川県がコンテナハウス20棟を整備して、新しく能登でやる人に使っていいですよ、と貸しているんです。1人1棟で。石川県の人は2人くらいかな。あとはみんな県外から来ていて、学生もいますね。金沢大学の人です。

元に戻すことが正解なのか

──人口減が進むから、復興じゃなくて再興が必要なわけじゃないですか。
参加者そうですね。元に戻すための復興がいいのか、被災地は被災地として違う形の復興がいいんじゃないか。答えは出ていません。
参加者行けば分かりますけども、集落がいっぱい点在しているんですよ。5人だけの集落、ここに1世帯しかない集落。じゃあそこにきれいな道路を元に戻して、インフラも元通りにするのはどうなんでしょう、というのは失礼ながらあるんですよね。
──だったらそこの人には移ってもらいましょう、というコンパクトシティの話ですよね。
参加者地区計画を最初から作り直すぐらいの大きな話になります。でも、60年、70年そこに暮らしていたら、出ていけとは言えないじゃないですか。経済や法律で考えたら移ってもらった方が間違いなくいいですけど、それを勧める議員さんはなかなか厳しいですよね。選挙で選んでもらえなくなっちゃう。
参加者去年、親の介護をやっていてつくづく思ったんですけど、ヘルパーさんが訪問介護するときに、むちゃくちゃ遠くに住んでいると回りきれないんですよ。できるだけ集まってほしいというのはあります。

ブルーシートが残るのは瓦屋が足りないから

──ブルーシートがまだありますね。これは豪雨災害の後ですか。
参加者地震です。まだまだあります。保険に入っていないからです。あとは瓦屋さんが足りないですね。
──でも、中に人は住んでいるわけですよね。じゃあ今、瓦屋さんはめちゃめちゃ忙しいんですか。それとも、やりたくても瓦が無いからできない。
参加者東京だと瓦屋さんはどんどん仕事がなくなっているので。

片側交互通行で5分待つ道

参加者この辺の道路工事をしているところ、滑落してますね、確かに道路が。
──これ今、1分30秒とかじゃないですか。
参加者5分待つやつもあります。僕らは今、震災の爪痕に近づいてるんですよ。震災と、それからこの前の水害ですよね。
参加者みんな、20秒を切ったところで後ろから流れていきます。赤なのに。対向車がなければ行っていい、みたいなローカルルールがあるんですよ。待っていたら時間がどんどん過ぎちゃうから。最近はカメラが付きましたけどね。
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のと里山空港(ポケモン・ウィズ・ユー空港)前・42分の録音のと里山空港前で聞く震災当日と復旧と復興の違い

一日の行程の終盤、のと里山空港(ポケモン・ウィズ・ユー空港)の前で収録した番組パートの記録です。主催のけーたさんがミートアップの趣旨と今日のルートを説明し、志賀町福浦港「民宿 地蔵前」のとしゆきさんが、2024年元日にフランス人ゲストと外で震度7を受けた体験から、復旧と復興の違いまでを語りました。後半は運転を担当した瀬戸さんと、参加したホスト3名が自己紹介と一日の感想を述べています。

この録音の要点
  • けーたは発災から2年8か月の今の能登をホストが知り世界へ発信する場としてミートアップを開いた
  • 今日は千里浜なぎさドライブウェイ・民宿地蔵前・TOGISO・輪島の仮設住宅と海岸沿いを回った
  • としゆきは志賀町福浦港の民宿を継いだ民泊 地蔵前の主で本業は瓦屋・建築士・ドローンパイロット・AIクリエイター
  • 元日はフランス人の老夫婦が16時前にチェックインし震度4か5の直後に本震の震度7が来た
  • 本震は1分20何秒続きアスファルトが波打ち道路の真ん中で立っていられなかった
  • 水も電気も止まったがウォーターサーバー12本とポータブル電源で乗り切りゲストは翌日金沢へ帰った
  • 建物は棚の物が落ちた程度で無事だったため内閣府や都内の区の防災担当者が入れ替わりで泊まった
  • 復旧には緊急復旧と耐震化まで行う復旧工事の2種類があり混同されたまま遅いと言われているとしゆきは指摘した
  • 民泊業はマイナスからの再スタートで大雨や土砂崩れの追い打ちもあり2年3年で終わるはずがないと語った
  • 瀬戸は空港前の県の起業支援居住施設に5月から入居し20部屋の枠で2拠点生活をしている
  • 明は金沢郊外と加賀で一棟貸しの民泊を営み葉子は白山市で去年の年末に宿を始めた建築の仕事の人
  • ポケモン・ウィズ・ユー財団の支援で空港名が変わり1か月で例年の4.5倍の来場者があった

今日のミートアップは何のために開かれたのか

てつろー今回も金沢の民泊ホストにして、北陸百万石のリーダー、けーたさんに来ていただいております。今日のミートアップは、どんな趣旨なんでしたっけ。
けーた能登半島地震が2024年の元旦に発生して、それから2年8か月ぐらい経過して、今の現状を民泊ホストさんたちが知って、世界にどう発信していくかということを考えるきっかけになればなと思って、今回こういったミートアップを開催しました。
てつろー今日はどんなルートでこの能登空港に至ったか、軽くレビューしていただけますか。
けーたまず石川県といったら世界でも珍しい千里浜なぎさドライブウェイに行って、日本海を堪能して。そこから志賀町の民宿 地蔵前、お話をしていただいたのがとしゆきさんです。その後に志賀町富来地区の代表的な民泊であるTOGISOにも伺って、オーナーの佐藤さんとオンラインでつながせてもらってお話を聞きました。その後に輪島市に入って、仮設住宅も実際に見たり、海岸沿いをドライブして隆起している場所、まだ土砂崩れしている場所を実際に見ました。
てつろー今日、民宿 地蔵前のとしゆきさんをお呼びしている意図はどのようなものですか。
けーた能登でミートアップを開催するときには必ず参加してくださるんですけど、地震の発災時にどんな対応をしたのか、ゲストさんに対してどんな対応をしたのか、その後に何が起こったのかということをたくさんお話をしてくださっていて。それをもっといろんな人に知っていただきたいと思って、今回またお声をかけさせていただきました。

瓦屋でドローンパイロットでAIクリエイター

としゆき志賀町の福浦港と呼ばれる集落なんですけども、志賀原発の割と近いところで、もともとは民宿で、何年か前からは民泊の方にシフトして、地蔵前という名前をそのまま継いだままやらせてもらってます。中町俊幸と申します。
てつろーお仕事としては、民宿業・民泊業がメインということですか。
としゆき本当に僕はパラレルワーカーで、何とは言えないレベルでいろんなことをやってます。僕自身の本業としては瓦屋さんだったはずなんですが、瓦屋さんって屋根工事の時に点検したいですよね。ドローンパイロットもやってます。ドローンを使って屋根を調査する人間としては、僕は多分日本で一番最初に事業としてやった人間です。コミュニティも運営していて、一般社団法人を持っています。
としゆき最近やたらと周りから注目されるのは、AIクリエイターとしてコンテンツ作りとか音楽を出させてもらっていることで。さっき車でかけたサイバー演歌も、僕が発案したんじゃなくて、東京で活躍されている本当のプロのDJの方が提唱を始めたのが発端なんですけど。
としゆきうちはレンタカーで来られる方が多いんですけど、レンタカーってまだCDプレイヤーがついてるんですよ。途中の音楽に退屈したら嫌だよねというのもあって、AIで作った、判権が完全に僕にある音楽をCDに焼いて、テイクワンフリーということで持っていってもらったりしてますね。

元日16時、フランス人の老夫婦と道路の真ん中で

てつろー早速なんですけれども、2024年1月1日、あの時に何があったか振り返っていただけますか。
としゆきちょうど正月ですよね。フランスからの老夫婦2人の予約が入っていて、4時ちょい前にチェックインされたんですよ。まさに、これから地震が起こる直前です。最初に震度4だか5だかの揺れがあったんですよね。ちょうどゲストハウスのドアを開けた時で、フランス人の方はもちろん地震を経験したことがないので、アースクエイク?と最初に聞かれたんですよ。僕はいつものことだからと思って、いや、ノープロブレムって答えたんですけど。
としゆきその数分後ですよね。本震が来て震度7をマークした、クソでかい地震が来たわけなんですけれども。初めて地震を体験するフランス人の老夫婦と私が外にいたときに、ちょうど車から荷物を運ぶのを手伝うよと言っているときに、喰らいました。
としゆき語弊があるんですけれども、外で地震を受けるっていうのは、目でいろんなものを見ることができるんですよ。音もいろんな方向から、家が軋む音から木が軋む音、もちろんドドドドドっていう轟音。目で見ると、アスファルトでしっかりとした場所のはずなのに、大海原に放り出されたみたいに波打っている状況が見えるんです。ゲストさんと僕とで、道路の真ん中でサーフィンしてるような感じっていうんですかね。立っていられないので、もう中腰になって。
としゆき普通、地震ってちょっと揺れて止まるというのが一般的だと思うんですけど、本当に長かったんですよ。後から聞いたら1分20何秒。1分20何秒の終わりは、誰が予測できるかってことなんですよね。このままずっと揺れ続けて、これ死ぬだろうなとか、いろんなことを考える時間がいっぱいあった。
てつろー1分20何秒、すごいですよね。
としゆき1分20何秒で終わりますって、誰も言ってくれないですから。

ウォーターサーバー12本とポータブル電源

てつろーフランス人の方も、大変だったんじゃないですか。
としゆき大変でしたね。最初にやっぱり言われたのが、自分のことよりも僕らのことをすごく心配してくださって、大丈夫か大丈夫かって言ってくれたんですよね。僕らは全然大丈夫、こんなのいつものことだからって冗談交じりで言ったりして。とにかく心配をかけちゃいけないというのがあって。
としゆき電気と水道はその時点で止まってました。ただ家の中自体は何ともなかったので、家に入ったらどうだと言ったんですが、周りで壊れている家を見ているわけじゃないですか。そうすると、もう怖くて入れないんですよ。余震はいつまでも続きますし、ふとした時に震度4とか当たり前にありましたから。
としゆきお客さんが家に入りたくないと言い出して、日はどんどん暮れて真っ暗になっているし、状況も全く分からない。だったらここで焚き火を始めようって言って、うちはダルマストーブが何台もあるんで、家の前に囲いを作って焚き火が始まるんですよ。
としゆきもちろん水道は出ないんですけど、役立ったなと思ったのがウォーターサーバーで。お正月前だしねって言って12本持っていたんです。だから水は潤沢にあった。それを使い切るまでには必ず給水車とか、ああいうシステムが来るだろうと思っていて。水を使ってカップラーメンを食べようとか、コーヒー入れますよとか、そういうことはできたんで。あとはポータブル電源もありました。
てつろー聞けば聞くほど、震災時に何が必要なのかということが分かりますね。
としゆき結果論なんですけど、ポータブル電源は余裕があるなら持っておいた方がいいと思いました。それと水ですね。
てつろーゲストの方は何日くらいいらしたんですか。
としゆき本当は1月の4日まで、4日間泊まる予定だったんですけれども、次の日になったら、やっぱり帰る方でチャレンジしてみると言い出して。止めるわけにもいかないですし。あとで、金沢まで来たからこれで安全だと思うという連絡があったので、こっちはほっとしました。
としゆき僕自身も自宅は志賀町よりもっと南の白山市なので、女房のことも心配で帰ろうとしたんですけど、帰れなかったです。道路が寸断されて完全にガターっと落ちちゃっていて。七尾の方を回れば、もしかしたら帰れたかもしれないんですけど、そこまでする必要もないかなと。

「眠れさえすればいい」と言われて

てつろー地蔵前の建物自体は無事だったんですか。
としゆき棚の上に置いてあったものが落ちたぐらいで、構造的には何ともなかった。僕は一応建築士なんで、そこは確認しました。とにかく水と電気が出ないから、お客さんの受け入れはダメだろうなと思っていたんですけど、スマホは通じるじゃないですか。Airbnbからも、Googleマップからも、問い合わせの電話がすごくありました。
としゆき地震の直後は、状況把握と情報整理のために現地へ来る方がいるんですよね。うちの場合だと、東京都内のある区の防災担当の方や、内閣府の方とか。その拠点として、入れ替わり立ち替わり来られました。
てつろー震災でいろんな人が見に来たいんだけれども、泊まるところがなかったということですね。
としゆきそうですね。「工事関係者以外来ないで」というようなことがSNSで拡散されていましたので、一般の方はますます動きにくかったと思います。ただNPO法人さんやボランティア団体さんは仕組みを心得ていて、多分それは熊本のおかげだと思うんですけど、流れのテンプレートができているんだろうなという感じはしました。
としゆきうちも条件は言ったんですよ。まだ電気は開通していないし水道も分からない、保存分の水は蓄えているけどお風呂は諦めてください、と。そうしたら向こうは「眠れさえすればいい、あとは全部自分たちが何とかしますので、泊めさせてください」というような言い方をされたので、じゃあぜひぜひという感じでお引き受けした。それを何回もやっていました。

復旧には2種類ある

てつろー能登の復興について、この1年9か月で感じられたことはありますか。
としゆきみんな復興が遅れていると言われますけど、復旧作業というのは今みなさん必死になってやってらっしゃるんですね。その復旧作業自体も実は2種類あって、とにかく通れるように、とにかく使えるようにとやる緊急復旧と、今後地震が来ても今度こそ大丈夫だろうという風にやるための復旧工事と、二種類あることをみなさんが履き違えている。今日も通ってきた中で片側交互通行をやっているのは、緊急復旧ではなくて後者の復旧だったりします。
としゆきそういう違いがあるから、今日明日に終わるわけは到底ないわけだし、ましてやこのところの大雨洪水ですよね。追い打ちをかけるように、自然災害って割と頻繁に起こっているんですわ。一昨年9月の大洪水もそうですし、ついこの間もうちの家の後ろで土砂崩れがしていて、トンネルが通行禁止になっています。
としゆきもともと復旧しても、耐震化とか防災化がされているわけじゃないものが復旧して通れるようになっただけのことなので、完全なものは本当にまだまだ先なのは当たり前なんですよね。だから、そこをご理解いただきたいなと。本当に長丁場なんで、いろんな応援をしていただけたら嬉しいなと思います。
としゆき僕みたいに民泊業・民宿業をされている方にしてみれば、今マイナス状態スタートなわけですよね。お金もたくさん使っちゃったし、それを取り戻すために商売を早く軌道に戻し直して頑張っているところなんで。また自然からの追い打ち攻撃を食らうことを考えると、そんな2年後3年後に終わるわけないだろうというのが本音です。
としゆき今ちょうどポケモン空港の前にいますけど、このポケモンは版権をただで使えるのが3年間のリミットなんです。この3年間の間に、自立できるくらいしっかりとした能登半島ができているかと考えると、さすがに首を縦に振る人はまだまだ少ないだろうなと。カンフル剤が欲しい、応援が欲しい、そういうふうに思っています。

世界農業遺産の島と、重すぎる屋根

としゆきここ能登半島は世界農業遺産に認定されています。多分、一番最初に認定されたうちの一つなんですね。
てつろー世界農業遺産って何ですか。
としゆき自然と共存する生活モデルができていることなんです。人間の生活スタイルが自然と共鳴しているという意味で指定されていて、田んぼをやっている人もいれば、海のことをやっている人もいるし、動物を飼っている人もいる。僕自身も表向きは民泊だとか瓦屋さんだとか言うけど、夏になったら素潜りの材料がありますし、冬になったら海に行って福浦岩のりを採る生業もしています。
としゆき田んぼで採れた稲は、脱穀して農協に持っていって乾燥機にかければ早く製品化できるけど、ほとんどの能登の人は「はざ掛け」といって、田んぼの真ん中に竹を渡して束ねた稲を干す習慣があるんですね。その方が自然に乾いて味が良くなるぞと教えてもらっています。そういう自然と共存する流れがもともと根付いているから、悪い言い方ですけど、能登半島地震についても大雨洪水についても、受け入れるしかないという感覚もかなりあるんだよなというのは、あちこちで感じることなんです。
としゆき僕の自宅は、能登半島地震の18年前の能登地震で稼いだお金で住宅ローンを組んで白山市に建てたんですけど、能登ならではの在来工法とか瓦屋根をやらないで、自分で設計した輸入住宅を建てたんですね。神戸の阪神大震災の時に、建築士として調査をするわけですけど、軸組工法の家はみんな傾いて全壊なのに、あるハウスメーカーが建てていた工法は無傷だったんですよ。同じ時期に同じ場所に建てているのに。それを見た時に、基本はそこだよねというのがまずあって。
としゆき今、古民家をリノベーションして民泊化するという考えがすごく強いんですけど、すごくまずいなと思うのは、もともと古民家は茅葺き屋根とか杉板葺きが当たり前だったんですよね。そこに大発明として粘土瓦が生まれて、みんなこぞって瓦に変えたんですよ。瓦の重さが乗る設計をされていない古い家の上に重たいものを乗せたら、壊れて当然なんです。だから古民家を支援する人の中には、板金の方が10倍軽いから板金で葺いた方がいいよという人もいて、僕もその考えです。
としゆき能登は本当にラッキーなことに、いい粘土質があったから、瓦が割れた、じゃあまた焼けばいいじゃんという地産地消の考えで成り立っていたんですよ。今は県外から買うし、燃料代も高騰していて、買ってくるだけでも結構なお金がかかる。いろんな悪いことが積み上がった状態のところに今回の地震があって、価値が見直されきれていないところで論争やパニックが起こっているのを、僕はずっと見ています。
としゆき熊本が10年でもう一回来ちゃったじゃないですか。今こうやって話しているうちに、東京とか静岡でまたクソでかいのがある可能性もある。これは誰も否定できないし、誰も予言ができないことなんで。やれることは人によって限られていますけど、考えることは誰でもできることだから、みんなでちゃんと考えるようにしていきたいなといつも思っています。

「今行けるのと」を知って驚いた

てつろー僕は東京、出身は埼玉ですけども、いつまでも安全安全と言われて過ごしてきて、今のところ何もないからとなっている。多分、石川にいたときも同じ気持ちだったんですよね。でもこういうのが来て、自分の中の常識が崩されることが起きているから、何か考えていかなくちゃと思うものの、じゃあ何をすればいいのかというハテナはまだ浮かんでいて。
てつろーさっきけーたさんから教えていただいたんですが、能登って2年経って、僕ら能登じゃない人からすると、まだ宿泊施設がどこもやってないんじゃないかと思いがちなんです。ところが実は開いている宿泊施設がたくさんあって来れるんだよというマップを渡されて、正直驚いたんですね。
けーた今、石川県では行政が出している「今行けるのと」というリンクと、今泊まれる宿泊施設というリンクを用意していて、そこから簡単に探せるよというのが発信されています。もちろんAirbnbのリスティングも、その中にたくさん掲載されていると思います。

空港の目の前にある起業支援の住まい

てつろー今日ずっと運転をしてくださった瀬戸さんにも伺います。我々が今いるここは、能登で起業する人を応援するシステムの場所だそうですね。
瀬戸僕は石川県に住みながら、今ここ能登空港の目の前にある居住スペースに住まわせてもらって、2拠点生活をしています。石川県が整備してくれた施設で、20部屋で20人が利用できるんですけれども、石川県内外を問わず能登のエリアで何か新しいことをしたい、起業したいという方、学生さんも含めて利用できる、県が提供している居住スペースです。
瀬戸この被災地では、一人が住めるちょうどいいサイズのアパートや家が皆無なんですよね。じゃあ宿に泊まればいいじゃんと言っても、宿泊施設も十二分に確保されていない状況なので、新しい活動をしようとする方々の足枷になるんです。僕は5月から入居させてもらっているんですけど、4月に輪島の方で事務所を開設したところだったので、その時はずっと事務所で寝泊まりして、お風呂に入れなかったりというのが続いていました。
瀬戸同じ石川県内で近いんじゃないと言われても、片道2時間3時間かかってしまうところなので。一泊して2日フルでこっちで活動しようというのができるようになって、かなり楽ですよね。

参加したホストたちの一日

参加者2年前はちょうど能登の震災の直後で、金沢にたくさん住めるところを探して、能登から金沢への大移動が始まっている時期でした。自分の施設をそういうご家族に開放して利用していただくという活動をしたんですけれども、能登の奥の方まで来たのは今回が何年かぶりで。まだこの状態なのというよりも、リアルで1日1日、震災の時から生活が続いているということを目の当たりにして。誰でもいいから発信し続けることってすごく意味があるんだなというのを、改めて感じました。
金沢の郊外と石川県加賀の方で一棟貸しの民泊をしてます、明といいます。今回急遽この会に参加させていただいて、本当にすごい刺激がありました。震災後に一回は来させてもらったんですけど、珠洲の方にちょこっと来ただけで。今回ぐるっと車で回らせていただいて、まだまだ復興が追いついていない、観光もまだまだ戻ってきていないというのが現状だと。同じ石川県内で金沢に住みながら、全然まだまだ自分は能登の震災のことを知らなかったなという、半分反省みたいな思いにもなりました。これをきっかけに、自分からも発信できるように心がけたいなと思います。
葉子石川県の白山市で宿泊ホストをしております。金沢市よりも福井側に30分ほど行ったところで、宿は去年の年末から始めたもので、震災時は宿の経営はしておりませんでした。震災時は建築の仕事をしているもので、当初から液状化で傾いた家とか、全壊半壊した家は結構見に行っていました。私も崖から車で落ちそうになったことがあったりして。去年ぐらいからずいぶん戻ってきたなと思っていたんですけど、今日、自分が普段走らない道を一緒にドライブさせていただくと、まだまだ復興できていないエリアも多いなと思いながら参加させていただきました。
葉子あとポケモンをすごく前面に押し出してらっしゃって、千枚田でも面白い写真が撮れたり、軍艦島と通称言われている島も、地震で崩れてしまってはいるんですがフォトスポットになったりしていて。宿泊されるゲストさんにもいろいろご紹介できるかなと思いました。

ポケモンで4.5倍、その先へ

てつろー能登は今ポケモンとタイアップをやっていて、アメリカの方が能登の空港にポケモンを撮影しに来て、そのまま泊まるところがないととしゆきさんに言ったという話もありましたね。
けーたポケモン・ウィズ・ユー財団が能登の復興支援に入ってくださっていて、能登のあちこちにポケふたができたり、ポケモンと写真が撮れる観光地のフォトスポットができたりしています。実際にのと里山空港ものと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港になって、期間限定なんですけど、1か月の間に例年の4.5倍の来場者数があったということで、結構盛り上がってきているなというのは感じています。
けーたただ、その中でやっぱり泊まれるところがもっとあればいいんじゃないかなと。それが今後につながっていくし、宿泊エリアの近くの飲食店やお土産屋さん、いろんな商店もそれに合わせて盛り上がっていけるんじゃないかなと思っています。今ある宿泊施設をみなさん見つけて、ぜひ泊まりに来てほしいですね。
ユウキ僕ら県外の人間からすると、ニュースで見ている情報じゃ全然物足りない。実際に起きていることは、持っているイメージの数百倍激しいものなんだなと、実際に見て思いましたね。
ユウキ東京に住んでると、物事は全てクールに進んでいくんですよ。でもね、熱い。今日インタビューさせていただいた佐藤さんも、としゆきさんも、みんな熱い。だって今日、哲郎さんは何回か涙ぐんでました。
てつろー最後に、けーたさんから全国の民泊ホストのリスナーに伝えたいことがあれば。
けーたもうすぐ地震から3年になりますけど、能登は頑張っています。これからまた美味しいシーフードの季節なので、冬にぜひ来てほしいです。シーフードが苦手な方も、能登牛や能登豚という美味しいお肉もありますし、工芸品も大自然もたくさんあって、楽しめるコンテンツはたくさんあると思います。ぜひぜひいらっしゃってください。一回体験してください。
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のと里山空港 ターミナル出発口・1分の録音のと里山空港の出発口で収録直前の段取りを決める

のと里山空港のターミナル出発口で録った1分ほどの短い録音です。番組パートを録り始める直前のマイクテストと、進行の段取り合わせだけが記録されています。

この録音の要点
  • まず録音が撮れているかのテストとして話し始めた
  • 収録時間は30分から40分を見込むことにした
  • 進行は5分で開始し15分ほどとしゆきの話その後に全員の自己紹介で締める
  • 自己紹介は名前とどこでミートアップをやっているかと今日の感想の3点
  • 7時ごろに戻るため5時半ごろ出発する想定で逆算した
  • 2回目の参加者からは自己紹介を省いてほしいという申し出があった
  • 屋外は暑いという声が出ていた

録音テストと進行の確認

参加者ちょっとテストで話しましょうね。ちゃんと録れているかどうかを確認するので。
参加者収録時間は何分ありますかね。それは今ちょっと瀬戸さんに。
参加者7時ぐらいに戻ればいいんでしたっけ。そしたら5時半ぐらいに出れば。
参加者見ることも考えて、30分ぐらいですかね。3、40分いけるかな。
参加者5分ぐらいでミートアップを始めて、15分ぐらいとしゆきさんに話していただいて、その後に皆さんに自己紹介していただいて、締めると。
参加者皆さんはお名前と、それからどこでミートアップをやっていて、今回のミートアップに参加してどう思ったか。一人ずつ言っていただければいいのかなと思って。
参加者私は2回目なので、省いていただきたいと思っていたんです。前回たっぷり喋らせていただいているので。
参加者暑かったですね。
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写真

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車内でAirbnbの旗を振る男性
車内で旗を持ち笑う男性の横顔
砂浜で旗を掲げ話す3人
砂浜で車の前に立つ3人
砂浜にある大きな砂の彫刻
ルパン三世一味を模した砂像
アニメ男女の砂像作品
民宿前で家主と話す4人
民宿のキッチンで撮影する2人
砂浜で旗を持つ4人の記念写真
民宿の壁の落書きを撮影する男性
TOGISOの看板が立つ古民家外観
茅葺きの古民家へ向かう一行
座敷でノートPCのZoom画面を見る2人
古民家前で表示物を指し話す2人
輪島塗の器を見学する2人
展望台のルカリオとパモットの像
スマホで見附島の写真を見比べる
LOVEモニュメントとニンフィア像、奥に見附島
ハート型フレームに見附島が入る撮影
ラブカスベンチを示す案内標識
モンスターボール型の飾りが並ぶ遊具
ポケモンデザインのマンホール蓋
マンホールを指し海を背にする男性
ピカチュウの案内標識と海辺の松並木
会議室で3人が向き合って話す
会議室でAirbnb旗を掲げる4人
ピカチュウの壁画を撮影する男性
仮設住宅の扉を確認する4人
番号付き仮設住宅が並ぶ通路
夜にガチャガチャを回す男性
夕方古民家へ歩いて向かう一行
民宿の部屋で旗を持ち自撮りする男性
民宿の一人用寝室
民宿の二人用寝室
洗面所から浴室へ続く通路
民宿の浴室と浴槽
廊下を歩く男性と洗濯機
ベッドが2台並ぶ別の寝室
広めの寝室に一台のベッド
洗面台のある脱衣所
民宿のキッチンスペース
落書きとWi-Fi案内のある壁、スリッパ棚
玄関のスリッパ棚と落書き壁
茅の日除けを立てるTOGISOの外観
TOGISO入口の旗と軽自動車
一同で外観を見上げ説明を聞く
囲炉裏を囲む座布団と椅子
高い天井と天窓の梁組み
囲炉裏の前で説明を聞く二人
「福寿」の額がある客室入口
布団を敷いた和室の寝室
帳場の丸石と鶴の彫刻の看板
帳場のベルと古い鏡
玄関のライフジャケット収納
古民家のトイレとスリッパ
軽トラの前の古民家全景
海辺の倒壊した木造小屋
小屋越しに見るテトラポッドの海
輪島塗の器が並ぶ黒い照明の店内
輪島塗の解説パネルと朱色の器
梁と照明を見上げる店内
輪島塗の器がずらり並ぶ棚
輪島塗の店内全景と入口の光
バーカウンターと食器棚
バー席の椅子が並ぶ店内
太い梁とペンダントライト
花壇とテントのある施設前庭
仮設住宅前で移動販売車が商品販売
千枚田を背に記念撮影する一同
白米千枚田と日本海の棚田風景
LOVEモニュメントと沖の岩島
モニュメントでポーズを取る様子
ハート型に手を上げてポーズ
モニュメント前で腕を伸ばす様子
鐘のあるモニュメントと岩島
木々越しに見るLOVEモニュメント
ポケモンバス立ち寄り時刻の案内板
仮設住宅の建物が並ぶ通路
仮設住宅の敷地内を歩く一同
仮設住宅室内のベッドと家電
仮設住宅のキッチンを見る様子
仮設住宅のシャワーとトイレ
多目的トイレへの通路案内
ガチャガチャの景品を手に笑う様子
ガチャガチャに挑戦する様子
仮設住宅の収納とライフジャケット
テーブルを囲んで打合せ中の一同
Airbnbの旗を手に話し合う様子
空港レストランのメニュー看板
展望デッキの双眼鏡利用の注意書き
展望デッキに並ぶ双眼鏡と滑走路
ピカチュウ装飾のある空港入口
ピカチュウマークの化粧室案内
災害復旧車両が停まる路上
浜辺で車と記念撮影、フラッグ持つ
浜辺で記念撮影、少し引いた構図
誰もいない浜辺に一人佇む
静かな砂浜のクローズアップ
古い民宿の前を歩いて到着
老朽化した建物の脇を通る
軽トラの前で立ち話
古い板壁と修繕跡のクローズアップ
民宿裏庭の階段とサンルーム
路地で立ち話する一同
古民家宿の前でポーズする
古民家の玄関前で微笑む
古民家前、通りすがりの人物も
座敷でノートPCのZoom会議
古民家宿の前に集まる一同
海沿いの改修中らしき建物
TOGISOの看板前に集合
海岸沿いの静かな展望
仮設住宅が並ぶ通路
車窓から見る山道と対向車
車窓から見た緑の空き地
車窓から見た工事中の道路
車窓から見た山あいの古民家
車窓から見た資材置き場
車窓から見る土砂崩れ跡
棚田と海を見下ろす絶景
松の木の間から見える海岸
側溝の蓋のクローズアップ
千枚田展望デッキを歩く一同
千枚田入口のポケモン像
車窓から見る海岸沿いの道
車窓から見る復旧中の斜面
見附島を望むLOVEモニュメント
縁結びの鐘と見附島の遠景
縁結びの鐘のクローズアップ
壊れた護岸パイプと瓦礫
見附島前でフラッグを掲げる
LOVEモニュメント前で記念撮影
見附島バックに集合写真
湖畔を散策する一同
ブルーシートの被災建物
駐車場を歩いて移動
空港裏手のコンテナと駐車場
傘をさして空港へ向かう
ポケモン壁画を撮影する二人
石川出身力士のパネル展示
ピカチュウ人形とパネルの前
ピカチュウ人形のクローズアップ
ポケモン壁画前で写真撮影
地元力士の等身大パネル
祭り風ポケモン山車の飾り
山車飾りのクローズアップ
ポケモン神輿風ディスプレイ
ガチャガチャに挑戦する様子
ガチャガチャを回す様子
搭乗待合室のポケモン装飾
ピカチュウオブジェを見上げる
ピカチュウ飛行機オブジェ別角度
出発案内板前を歩く一同
窓一面のピカチュウステッカー

動画

このまとめについて
スマホのボイスメモで録った録音をAIで文字に起こし、内容を人が読み直して整理しました。自己紹介が録れていない所は、話し手の名前を内容から確実に分かるものだけに付けています。写真はLINEアルバム「能登ツアー!」から。地図の経路は録音した地点をつないだもので、GPSの軌跡ではありません。誤りがあればLINEグループで教えてください。